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開発日誌|生産技術開発の1日を記録する
生産技術開発の現場では、毎日さまざまな部門と連携しながら開発を進めています。この日誌では、私が日々行っている業務を記録しつつ、開発の裏側や気づきをまとめていきます。
本日の業務内容
- ① 関連部門との仕様打ち合わせ(+資料準備)
- ② 特許関連の打ち合わせ(+事前準備)
- ③ 定例ミーティング(週次振り返り)
① 関連部門との仕様打ち合わせ
今日は、これから開発を進めていく「統合アプリ」の仕様について、ロボット開発部門と打ち合わせを行いました。
統合アプリとは?
統合アプリは、ロボット・ハンド・周辺の供給自動機をまとめて制御するためのアプリです。ロボット制御、画像処理、周辺機器の制御など、従来は個別にプログラムを書き、通信仕様を整える必要がありました。
これらを「アプリ操作だけで完結できるようにする」ことが目的で、言い換えるとPLCが担っていた役割の置き換えを目指しています。
打ち合わせの目的
今回は仕様を固める段階ではなく、まずは情報共有が目的です。統合アプリではロボットも制御対象になるため、ロボット開発側の意見を聞く必要があります。
議論に出た主なポイント
- PLCを置き換えることへの懸念
- アプリ側の要件定義がまだ不十分
- 開発人数が足りないのでは?という指摘
- GOT(タッチパネル)をどう扱うか
- タブレットだけで自動機として成立するのか
- リアルタイム制御の安全性
特に、相手先の上司からはマイナス寄りの意見が多く、単体で見れば正しい指摘でも、全体の方向性を考えると「暴言」に近いものもありました。
ただし、進めるうえで必要な調査項目を多く得られたのは収穫です。PLCを置き換える以上、PLCが担っていた役割を細かく洗い出す必要があります。
② 特許の打ち合わせ
自動機開発部門でも特許を出す必要があります。しかし、最近は自動機関連の特許を出しても「情報だけ開示され、真似されたかどうか分からない」という状況が多く、正直うまみが薄いのが現実です。
そのため、最近はヒューマノイドやフィジカルAIなど、流行分野に寄せた特許テーマが求められています。分野が少し違うため、アイデア出しに苦労しているのが正直なところです。
みんな同じように悩んでおり、「これを全員で議論する必要があるのか?」と感じる場面もあります。
③ 定例の打ち合わせ
週に一度、リーダー陣が集まり、1週間の振り返りを行う定例ミーティングがあります。課長への進捗報告や、リソース不足・課題の相談が主な目的です。
毎回1時間ほどかけていますが、正直もう少し早く議論が進むとありがたいと感じています。これは多くの打ち合わせに共通する課題かもしれません。
まとめ:今日の気づき
- 統合アプリ開発は、技術だけでなく部門間の理解が重要
- PLC置き換えには、想像以上に多くの調査が必要
- 特許は「出すこと」より「何を出すか」が難しい
- 定例会議は効率化の余地あり
生産技術開発は、技術検討だけでなく、部門間の調整や情報共有が大きな割合を占めます。今日の気づきを活かしながら、明日も開発を進めていきます。
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