こんにちは、ゆたんぽです。
本日は、引き続きC#の基本部分を備忘録がてら記事にしていきます。
C#には、様々なデータ型が用意されています。
この記事では、C#の主要なデータ型について解説します。
数値型
C#には、整数型と浮動小数点型の2つの数値型があります。以下に、代表的な数値型を示します。
・整数型
型名 | ビット幅 | 最小値 | 最大値 |
---|---|---|---|
sbyte | 8 | -128 | 127 |
short | 16 | -32768 | 32767 |
int | 32 | -2147483648 | 2147483647 |
long | 64 | -9223372036854775808 | 9223372036854775807 |
・浮動小数点
型名 | ビット幅 | 有効桁数 | 精度 |
---|---|---|---|
float | 32 | 約7桁 | 約6桁 |
double | 64 | 約15桁 | 約15桁 |
文字列型
C#では、文字列を表すstring型が用意されています。intの次に多く使う型です。文字列はダブルクォーテーションで囲みます。
string message = "Hello, world!";
論理型
C#では、真偽値を表すbool型が用意されています。trueとfalseの2つの値を取ります。スイッチのON/OFFのようなものです。
bool isTrue = true;
bool isFalse = false;
日付型
C#では、日付を表すDateTime型が用意されています。これもよく使いますね。以下に、DateTime型の利用例を示します。
DateTime date = new DateTime(2023, 3, 15); // 2023年3月15日を表すDateTimeオブジェクトを生成する
Console.WriteLine(date.ToString("yyyy/MM/dd")); // "2023/03/15"と出力される
列挙型
C#では、定数の集合を表す列挙型を定義することができます。以下に、Enum型を用いた列挙型の定義例を示します。上下左右のデータを持つための列挙型です。
enum Direction
{
Up,
Down,
Right,
Left
}
Direction dir = Direction.Right; // 右方向を表すDirection列挙型の値を生成する
まとめ
以上が、C#の主要なデータ型についての解説でした。
適切なデータ型を選択することで、効率的なプログラムを実装することができます。
こんな感じに次回以降も基本構文を載せていきます。